コンセプト

デザインレーベル oblaat (オブラート)とは

oblaatは、メディア自体を詩的な操作対象にしたデザインレーベルです。
本の世界に閉じ込められていた詩の仕事を、プロダクト、空間、情報技術の場で展開します。

oblaatの活動

オブラートは、一連のナンバーを付された作品をプロデュースします。

単純に、詩を本以外の場所で鑑賞させることを指向するのではなく、言葉を用いて(あるいは用いないで)物質や空間を詩的な存在に書き換えていくようなデザインを指向します。

oblaatの活動は、詩の持つイメージ喚起力をデザインの領域に応用するだけでなく、文学ではない場所での「詩的なもの」との出会いが、本来の詩の読者と書き手を新たに生み出すことにつながればよいと考えています。

オブラートの活動は、期限を設けない継続的なものです。同人である詩人の谷川俊太郎さんの作品を皮切りに、様々な作品発表の計画があります。

組織

様々なジャンルの同人からなる組織で、同人名は個々の作品制作に関わった作家名として公表されます。しかし、柔軟で自由な集まりでありたいと考えており、固定的なメンバーのようなかたちでの同人リストは公表しません。

「oblaat(オブラート)」という名称について

オブラートは、そのもの自体の存在はきわめて無に近いが、飲み込む手助けをするというところがメディアに類似していると思います。
詩が口に苦い良薬であるとするなら、oblaatは、それを飲みやすくするインターフェイスの開発をしたいと考えています。

「oblaat(オブラート)」のシンボルロゴ

オランダ語のオブラートは、aのだぶる面白い綴りです。二つ目のaは入れ替え可能なかっこにしました。作品ナンバーなど、必要な情報をロゴの中に包むことができます。
デザインは、則武弥さん(ペーパーバック)。

お問い合わせ

オブラート事務局 info@oblaat.jp