俊太郎さんの詩を中心とした多数の詩人の作品を歌うユニット、DiVaの秋のツアーのお知らせです。
俊太郎さんとの共演も数多くoblaatとの関わりも深いDiVa。
最近では覚 和歌子&谷川賢作コンビによる曲も歌われています。
俊太郎さんが「まこりんの歌で聞くと、詩が活字で読むよりもずっと深く心にとどくのに驚く」と言っているように、詩だけでも音楽だけでも味わうことのできない新鮮な楽しさ、この魅力こそがDiVa。
言葉とメロディーが一体になったときに初めて気付く、体で感じる気持ち。
詩から聴こえてくる歌を耳で体で味わう、詩を本の外の世界に開くoblaatのコンセプトにもぴったりのステージ。
新たな楽しみ方で詩の世界を遊んでみてくださいね。
DiVa 秋のツアー2015
「秋惜彷徨 ー秋空高くことばが歌になり舞い上がるー」
11/3(火・祝)東京・大塚 グレコ
11/5(木)静岡・浜松 ハーミットドルフィン
11/6(金)京都・京都 アートスペースHase
11/7(土)奈良・北葛城郡 ギャラリー名和屋
11/8(日)大阪・大阪 studio&cafe Make
関連リンク:DiVaオフィシャルページ
関連リンク:高瀬麻里子 makorin.com
関連リンク:谷川賢作 official website
DiVaプロフィール
1995年、高瀬麻里子(vo)、谷川賢作(pf)、大坪寛彦(b)によって結成された、現代詩を歌うバンド。
谷川俊太郎作品を中心とした現代詩に新しい息吹を与える個性的な楽曲に結成当初から注目を集め、インディーズ・レーベルから1stアルバム「なあに」をリリース。1997年、日本コロムビアからデビュー、2枚のアルバムとシングルを発表したほか、年間40本以上のライブを国内外で精力的に行うも、2002年1月、突然の活動休止。その後、ソロやユニットでの活動などをとおして、それぞれの世界を豊かにふくらませてきた3人は、2007年春、再集結。
ますます純度を増したシンプルでストレートなサウンドは、うたわれることを待っていた言葉たちに翼を与える。
高瀬”makoring”麻里子(vo) たかせまりこ
横浜市出身。ミュージカル、演劇、舞踊など多彩な舞台経験を経て、ヴォーカリスト活動にはいる。
谷川俊太郎をして「まこりんの歌で聴くと、詩が活字で読むよりもずっと深く心に届くのに驚く」と言わしめた、日本語のうたの表現力には定評がある。
NHKアニメ「ぶぶちゃちゃ」の主題歌は、アジア各国をはじめ世界で放送されるにあたって録音した英語バージョンも高く評価された。
DiVaのほか、女性ヴォーカルグループ「トランスパランス」、個性的なミュージシャン達とのコラボレーションシリーズ「makoring solo」も好調。
また多色な声を生かした声優業など、その活動は多岐に渡る。
谷川賢作(pf) たにかわけんさく
東京生まれ。ジャズピアノを佐藤允彦に師事。
1980年代半ばより作・編曲の仕事をはじめ、映画「四十七人の刺客」「竜馬の妻とその夫と愛人」NHK「その時歴史が動いた」テーマ曲等。88、95、1997年に日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。
近年では、2006年びわ湖ホール制作「雷の落ちない村」の音楽監督。ピアニスト舘野泉に組曲「スケッチ・オブ・ジャズ」を献呈。画家、山本容子の絵とエッセイで綴る「Jazzing」の音楽プロデュース。
「DiVa」のほか、ハーモニカ奏者続木力とのユニット「パリャーソ」、また父である詩人の谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。
大坪寛彦(b)
福岡県生まれ。
エレクトリック、アコースティックのコントラバスを使い分け、民族音楽を取り込んだ即興演奏で、現代音楽、ロック、ジャズ、アバンギャルドのライブ、スタジオワーク等の演奏活動を行う。
1998年に鬼怒無月、高良久美子と結成した「Warehouse」ではボイス、リコーダー、ウクレレ等も担当しマルチプレイヤーぶりを発揮。
最新作「Ladies and gentlemen!」では柳原陽一郎氏と楽曲を共作した。
さらに様々なボーカリストのコンサートをサポート、演劇や朗読作品の音楽制作、アラブ古典音楽の演奏等がある。