7/26(金)SYLP Meeting No.21 さとう三千魚「自己に拘泥して60年が過ぎて詩を書いている」開催のお知らせです

SYLP Meeting No.21 さとう三千魚「自己に拘泥して60年が過ぎて詩を書いている」

独自の文体と方法論で詩的歩行を続けてきた詩人・さとう三千魚さんをお迎えします。第一詩集「サハラ、揺れる竹林」での鮮烈なデビューから最新詩集「貨幣について」まで、考えてきたこと、書いてきたことについて、ゆっくりとお話しをききましょう。

日時: 2019年7月26日(金) 19:00〜21:00 (開場 18:30)
出演:詩人 さとう三千魚
会場: スパイラルルーム(スパイラルビル9F) 東京都港区南青山5-6-23
料金: 1,500円(定員40名)
主催: オブラート http://oblaat.jp   
協力: スパイラルスコレー
アクセス: 銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前。http://www.spiralco.jp/a_map

【ご予約】
info@oblaat.jp までご氏名をお知らせください。 さとう三千魚の回ご希望の旨明記をお願いします。

【出演者プロフィール】
さとう三千魚
・秋田県羽後町に生まれた 
・西馬音内の盆踊りが有名、舞踏家・土方巽のお父さんの実家がある。鎌鼬美術館・細江英公。
・小学校三年の時、詩を描きはじめた
・中学の時、学校の先生に小坂太郎という詩人がいた、詩を見てもらった
・高校の時、孤独だった
・大学受験に失敗した
・代々木の予備校に通うも桜上水のアパートに閉じこもった
・芸能座研究所演出部に入った
・結婚するため芸能座を辞めた
・新日文 鈴木志郎康 詩の教室に通った
・結婚した
・第一詩集「サハラ、揺れる竹林」を出版した
・離婚した
・再婚した
・第二詩集「はなとゆめ」を出版した
・第三詩集「浜辺にて」を出版した
・第四詩集「貨幣について」を出版した




[ 完売 ] 6/9(日) 谷川俊太郎 ✖ 覚 和歌子 ライブ対詩 その9 開催のお知らせです

ありがとうございます。
本公演は完売となりました。

谷川俊太郎さんと覚和歌子さんが、数行ずつ交代で一編の詩を書く「対詩ライブ」その9。
ライブでの対詩は世界でも初の試み。
目の前で詩が生まれていく真剣勝負を目撃してください。
詩人がいかにして詩を創作するのか。
詩人とはどんな人たちなのか。
詩と詩人を身近に感じられるイべントです。

「対詩」とは、複数の詩人がリレー形式で詩を書いていく「連詩」の2人バージョン。谷川さんと覚さんが互いの書いた言葉を受けて数行の詩を
交互に創作していきます。今回、第9回は、対詩ライブその8で書いた詩のつづきから始まります。第1回から8回までの詩もスクリーン上でお楽しみいただけます。

2019年6月9日(日)
会場:晴れたら空に豆まいて
「谷川俊太郎 ✖ 覚 和歌子 ライブ対詩 その9」

出演:
谷川俊太郎
覚 和歌子

時間:開場 11:30 開演 12:30
料金:前売り 3,500円 当日 4,000円(ともに要別途1ドリンク600円)

ご予約:
晴れ豆サイト内「ライブ対詩 vol.9




2/22(金)SYLP Meeting 番外編 若者も中年も老人も、詩の時間を生きよう! 開催のお知らせです

Support Your Local Poet 番外編
若者も中年も老人も、詩の時間を生きよう!

いま話題のポエムピースの新しい詩集シリーズ『詩の時間』の創刊を記念して、著者である2人の詩人が、対話や詩の朗読を行います。『詩の時間』シリーズの誕生秘話、それぞれの詩人たちの創作風景、詩集が生まれるまでの舞台裏を赤裸々に語ります。話はきっと脱線し、思わぬ方向へと向かうでしょう。客席からの参加も大歓迎‼︎

日時: 2019年2月22日(金) 19:00〜21:00 (開場 18:30)
会場: スパイラルルーム(スパイラルビル9F) 東京都港区南青山5-6-23
詩人:谷郁雄、松崎義行
料金: 1,500円(定員40名)
主催: オブラート   
協力: スパイラルスコレー
アクセス: 銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前。http://www.spiralco.jp/a_map

【ご予約】
info@oblaat.jp までご氏名をお知らせください。 「詩の時間」の回ご希望の旨明記をお願いします。

出演:
谷郁雄(たに・いくお)
1955 年三重県生まれ。同志社大学文学部英文学科中退。
大学在学中より詩作を始め、78 年に大学を中退後、上京。
90 年に『死の色も少しだけ』で詩人デビュー。
93 年『マンハッタンの夕焼け』が小説家の辻邦生の目にとまり、第3回ドゥマゴ文学賞の最終候補作に。
詩集に『自分にふさわしい場所』『日々はそれでも輝いて』『無用のかがやき』『思春期』『愛の詩集』『透明人間 再出発』『バンドは旅するその先へ』『バナナタニ園』他多数。
詩集の他に、自伝的エッセイ集『谷郁雄エッセイ集 日々はそれでも輝いて』などがある。
いくつかの作品は、信長貴富氏らの作曲により、合唱曲にもなっている。

松崎義行(まつざき・よしゆき)
1964 年東京・吉祥寺生まれ。15歳のときに「童女M」でデビュー。
谷川俊太郎らと詩のデザインレーベルoblaatを設立。顕微鏡で読むガラスの詩集や、詩の電光掲示板「ポエツリー」などを制作、SUPPORT YOUR LOCAL POET と題して朗読会のシリーズを実施。
2012 年、東日本大震災後の「心の復興」を目的に福島で活動。「ここは花の島」(合唱曲=谷川賢作作曲、写真詩集)、「自分らしさを咲かせて」(トリ音/作曲・歌)をリリース。
2014 年、みちるのペンネームで「心の傷を治す本・10 秒の詩」を出版。
2016 年より札幌ポエムファクトリーの指導員を務める。




2019/1/6(日) 谷川俊太郎 ✖ 覚 和歌子 ライブ対詩 その8 開催のお知らせです

谷川俊太郎さんと覚和歌子さんが、数行ずつ交代で一編の詩を書く「対詩ライブ」その8。
ライブでの対詩は世界でも初の試み。
目の前で詩が生まれていく真剣勝負を目撃してください。
詩人がいかにして詩を創作するのか。
詩人とはどんな人たちなのか。
詩と詩人を身近に感じられるイべントです。

「対詩」とは、複数の詩人がリレー形式で詩を書いていく「連詩」の2人バージョン。谷川さんと覚さんが互いの書いた言葉を受けて数行の詩を
交互に創作していきます。今回、第8回は、対詩ライブその7で書いた詩のつづきから始まります。第1回から7回までの詩もスクリーン上でお楽しみいただけます。

2019年1月6日(日)
会場:晴れたら空に豆まいて
「谷川俊太郎 ✖ 覚 和歌子 ライブ対詩 その8」

出演:
谷川俊太郎
覚 和歌子

時間:開場 11:30 開演 12:30
料金:前売り 3,500円 当日 4,000円(ともに1ドリンクつき)

ご予約:
晴れ豆サイト内「ライブ対詩 vol.8

物販情報:
俊太郎さんと覚さんが9年にわたり続けてきた対詩が本になりました。
ライブ対詩を含むこれまでの対詩7作品、詩作周辺事情座談、本人による対詩作品解説という充実の内容の書籍化、当日会場内物販ブースで販売します。

対詩 2馬力
谷川俊太郎 × 覚 和歌子
単行本: 192ページ
出版社: ナナロク社




2019/1/6(日)SYLP Meeting 番外編 BBCラジオ放送記念:「Atmosfears」、樹海の詩たち 開催のお知らせです


Support Your Local Poet 番外編
BBCラジオ放送記念:「Atmosfears」、樹海の詩たち

 2018年9月10日、イギリス時間午後4時から30分間、BBCラジオ(4チャンネル)で、富士山麓の青木ヶ原への旅をテーマにした詩の番組「Atmosfears」が放送されました。
 詩の声が樹海を捉えなおす企画。ナビゲーター役でもあるジョーダン・スミス、そして四元康祐、大崎清夏、新井高子の英語による詩と談話に、森の足音や風の声など、繊細な音響センスが織り込まれました。https://www.bbc.co.uk/programmes/b0bh431g
 その4人がスパイラルルームに集まります。BBCで紹介された詩の日英バイリンガル朗読はもちろん、旅のあとに生まれた富士山麓の詩、樹海を撮りおさめたスライド映写、収録のこぼれ話など、盛りだくさんにお届けします。森の秘密が聞こえる夜へ、ようこそ!
日時: 2019年1月6日(日) 19:00〜20:30 (開場 18:30)
会場: スパイラルルーム(スパイラルビル9F) 東京都港区南青山5-6-23
料金: 1,500円(定員40名)
主催: オブラート http://oblaat.jp   
協力: スパイラルスコレー
アクセス: 銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前。http://www.spiralco.jp/a_map
【ご予約】
info@oblaat.jp までご氏名をお知らせください。 「BBCラジオ放送記念」の回ご希望の旨明記をお願いします。

出演:
四元康祐 Yotsumoto Yasuhiro
1959年生。詩人、批評、翻訳、小説も少々。近刊に長編私/詩小説『前立腺歌日記』(講談社)、詩集『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に』『小説』(いずれも思潮社)『現代ニッポン詩日記』(澪標)など。詩の雑誌「びーぐる」や国際的な現代詩ウェブサイト「Poetry International Web」の編集にも係わる。ドイツ・ミュンヘン在住。

新井高子 Arai Takako
群馬県桐生市生まれ。詩人。詩誌「ミて」編集人。詩集に『タマシイ・ダンス』(未知谷、小熊秀雄賞)、『ベットと織機』(未知谷)など。英訳詩集に『Soul Dance』(Mi’Te Press、Jeffrey Angles訳)など。震災後、大船渡市で行った企画をまとめ、編著『東北おんば訳 石川啄木のうた』(未來社、さわや書店郷土賞)を刊行。http://www.mi-te-press.net

大崎清夏 Osaki Sayaka
1982年神奈川生まれ。詩人。2011年ユリイカの新人。第一詩集『地面』に続く第二詩集『指差すことができない』が第19回中原中也賞受賞。近著に詩集『新しい住みか』(青土社)、絵本『はっぱのいえさがし』(北島遊・絵/福音館書店)など。2015年リトアニア国際詩祭、2018年ハバナ国際ブックフェアの若手作家ミーティングに招聘。

ジョーダン・A.Y.・スミス Jordan A. Y. Smith
米国生まれ。翻訳家、詩人、比較文学・翻訳法を教える准教授。共著『√IC: Redux』(カニエナハ、永方祐樹と共著、Excursions)。「東京ポエトリー・ジャーナル」の編集者として、平成時代にデビューした詩人たちを紹介する特集「Heisei Generations」を担当(http://www.topojo.com)。吉増剛造、最果タヒ、三角みづ紀、水田宗子、文月悠光などの英訳も行う。https://www.jordansmith.space




11/5(月)SYLP Meeting 番外編 カニエ・ナハ ラハティ・ポエトリーマラソン2018帰国報告会開催のお知らせです

Support Your Local Poet 番外編 
カニエ・ナハ ラハティ・ポエトリーマラソン2018帰国報告会

昨年に引き続き、ラハティ・ポエトリーマラソンに日本から参加を果たした詩人カニエ・ナハと、ポエトリーマラソンの一環として開催された展覧会『Blue/By the Water/Prayer』に参加の絵本作家・たなかしん、「青」の画家・白水麻耶子によるトークセッション。中世北限のカトリック教区・ホーロラ地区の画家・アスタ・プルッキネンさんのアトリエ敷地内に滞在した旅の記憶を辿りながら、白夜の続く湖畔での日々を回想します。

日時:2018年11月5日(月)19:00〜21:00(開場 18:30)
会場:スパイラルルーム(スパイラルビル9F) 東京都港区南青山5-6-23
出演:詩人 カニエ・ナハ
   絵本作家 たなかしん
   「青」の画家 白水麻耶子
企画:Valo ja aurinko!! せきねちか(オーガナイザー・プロデューサー)
後援:在フィンランド日本大使館、フィンランドセンター

料金:1,500円(定員40名)
主催:オブラート
協力:スパイラルスコレー
アクセス・銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前。
http://www.spiralco.jp/a_map

【ご予約】
info@oblaat.jp までご氏名をお知らせください。 「ポエトリーマラソン2018帰国報告会」の回ご希望の旨明記をお願いします。

ラハティポエトリーマラソンHP

在フィンランド日本大使館HP

カニエ・ナハ
詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー。2015年、第4回エルスール財団新人賞〈現代詩部門〉。2016年、詩集『用意された食卓』(私家版、のちに青土社)で第21回中原中也賞。その他の詩集に『馬引く男』(2016年)、『IC』(2017年)など。装幀家としても詩集を多数手がけている。2017年、NHK BSプレミアムのドラマ『朗読屋』に出演、東京都現代美術館の企画展「MOTサテライト」に参加。2018年は、アーティストの中島あかねとの二人展を開いたり、ダンスユニットのかえるPのダンス公演に出演したりと、活動の領域を広げている。

たなか しん [画家/絵本作家]
1979年大阪生まれ。絵の下地にアトリエのある明石の海の砂を使い独特のマチエールを生みだす。画家として活動するかたわら2002年頃から絵本を描き始め台湾のGrimmPressから絵本作家としてデビュー。以降、国内外で出版を重ねている。展覧会、舞台美術、広告、服飾デザイン、キャラクター制作、講演、ワークショップなど、多岐にわたり活躍中。
『ガマ王子VSザリガニ魔人 Paco~パコと魔法の絵本~より』『げんきのないピエロのたからもの』『うたえなくなったとりとうたをたべたねこ』(求龍堂)など多くの絵本作品を送り出している。

白水麻耶子 [画家/美術作家]
大阪出身尾道市在住・金沢美術工芸大学入学 (工芸科陶磁コース)卒業
生活の中から生まれる想いや信条を、人や動物など具象的なモチーフを用いて絵画、立体分けて考えず数多く制作。絵画だけでなく、ブローチ、似顔絵仮面(ポートレートマスク)、ライブペインティングの制作などによって、人や生活に近く関われるイベントにも数多く参加もしている。深い青にこだわって描いており、その色合いも特徴のひとつとなっている。
https://www.mayakohakusuiii.com

せきねちか
Valo ja aurinko!! 主催・オーガナイザー、プロデューサー/画家

大学で哲学を学び、渡英。ロンドン、Central Saint Martin’s College(BA Graphics)に1年間所属。中退後、自身の絵を描き始める。N.Y, ミラノ、アルプスを旅し、2002年に帰国。帰国後は、出版社勤務の傍ら、個展多数開催。音楽家と共に、展覧会のテーマに沿った音楽会の企画多数。2015年、夏からは、赤城自然園(群馬県)の『森の写生会』講師を務める。
昨年から、ラハティポエトリーマラソン内の日フィン交流文化イベントの企画・プロデュースを行う。来年、2019年、日フィン国交樹立100周年を記念して、「Bridge to Japan〜日本への架け橋〜」を掲げるラハティポエトリーマラソンが運営する「Japan Week」内でのイベントを目下企画・制作中。




関連情報:Spiral Scholeで詩の教室開講中です

スパイラル スコレーで開講中の詩の教室「これから詩を読み、書く人のための 詩の教室」のお知らせです。

詩に興味があるけれど、どうやって入っていいかわからない、自分で書いてみたいと思うけど、どうやって書けばいいのかわからない、そういう声をたくさん耳にします。

詩人の中には、学校で教えた経験のある人がたくさんいます。
けれども、その講義は、授業を受けられる学生しか聴くことができません。いま生きて活躍している詩人による、詩の講義をちょっとのぞいてみたい。いままさに生まれている詩について、生の声で聞いてみたい。そういう思いで、この教室は始まりました。

講座は全4回、うち講義形式が3回、最終日には実作のワークショップを行います。
講師は小池昌代さん(春期)、松下育男さん(夏期)、川口晴美さん(秋期)。
1日だけの参加も大歓迎。忙しい時間の中に少しがんばって、言葉と向き合う時間をつくってみませんか。

Spiral Schole協力イベント
これから詩を読み、書く人のための 詩の教室
日時・お申し込み方法等の詳細は上記リンク先またはお問い合わせ先でご確認ください

日程:春期(4月~)、夏期(7月~)、秋期(未定)
会場:スパイラルルーム(スパイラル9F)
講師:小池昌代(春期)、松下育男(夏期)、川口晴美(秋期)
受講料:各回2,800円(税込)
定員:各回30名
お問い合わせ先: Spiral Schole(スパイラル スコレー)担当 03-3498-1171
共催:思潮社、株式会社ワコールアートセンター
協力:オブラート、スパイラルスコレー




7/22(日)SYLP Meeting 番外編 Poet to Poet Bilingual Poetry Reading 開催のお知らせです

Support Your Local Poet Meeting 番外編
Poet to Poet Bilingual Poetry Reading ~詩人から詩人へ~

昨年刊行された日英対訳アンソロジー『Poet to Poet: Contemporary Women Poets from Japan』に収録された作品を中心に、日英バイリンガル朗読会を開催します。日本語詩人と英語詩人がペアになり、日本語詩人の自作朗読の後に、英訳を担当した英語詩人が英訳詩を朗読。逆に、英語詩と日本語訳のペアでの朗読もあり。さまざまな文化と伝統、そして各詩人の個性が一挙に楽しめる国際詩祭の雰囲気を東京表参道で楽しもう、という企画です。詩人同士の交流はもちろん、よみ手ときき手の交流も期待しています。ふるってご参加ください。

日時:2018年7月22日(日) 14:00-16:30(開場13:30)
会場:スパイラル9F「スパイラルルーム」
出演:新井高子/石川逸子/川口晴美/河野聡子/中村祥子/平田俊子/岬多可子/三角みづ紀/カッサンドラ・アサトン(Cassandra Atherton)/ヴァーニー・カピルデオ(Vahni Capildeo)/ジェン・クロフォード(Jen Crawford)/ニルーファー・ファナイヤン(Niloofar Fanaiyan)/ポール・へザリントン(Paul Hetherington)/ポール・マンデン(Paul Munden)/エレン・ヴァン・ニーヴェン(Ellen van Neerven)/ラビ・シャンカー(Ravi Shankar)/メリンダ・スミス(Melinda Smith)/シェーン・ストレンジ(Shane Strange)
MC:菊地利奈
料金:1,500円(定員40名)
主催:Poet to Poet Bilingual Poetry Reading実行委員会
協力:オブラート http://oblaat.jp/
会場協力:スパイラルスコレー
会場アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前。もしくはB3出口より渋谷方向へ1分。http://www.spiral.co.jp/a_map/
【ご予約】
info@oblaat.jp までご氏名をおしらせください。「7月22日 Poet to Poet」の回を希望の旨明記をお願いします。




関連情報:秋山基夫 展 「詩からの自由/詩への自由」が開催されます

<天プラ・セレクションvol.83>
秋山基夫 展「詩からの自由/詩への自由

詩人や詩周辺だけではなく多方面のアーティストからも絶大な支持を受けSYLP Meetingにも過去3回出演した岡山在住の詩人、秋山基夫さんのインスタレーション展岡山県天神山文化プラザで開催されます。
長年に亘り詩を本の外に開く活動を志向し続けて来たまさにobla( )tの体現と言える秋山さんの現在、その”生きている詩”をぜひ体感してください。

秋山基夫は、自作詩の朗読を重視する詩派「オーラル派」を関西で創生・牽引した詩人です。1960年代後半から片桐ユズル、有馬敲らとともに詩の朗読を始め、1970年代はカフェギャラリーの先駆けとも言われる京都の喫茶店「ほんやら洞」を拠点に全国各地で活動しました。岡山においても、戦後文化を牽引した山本遣太郎をはじめ、永瀬清子、寺田武弘、髙原洋一、福間健二、山崎繁男など文学・演劇・美術等ジャンルを超えた多彩なアーティスト達と交流。その縦横無尽な活動の軌跡は、詩集・脚本・評論集・詩誌等の出版物に留まらず、朗読会や展覧会など多岐にわたります。
本展は、原稿、写真、映像、音源、出版本等によるインスタレーション展示に加え、岡山のアーティスト達との新作コラボレーション、朗読ライブと多彩な要素で構成し、「詩はライブ」をモットーとする作家の「今」に触れていただきます。誰もが発信者になり得る現代において、私たちは氾濫する文字や過剰なメッセージに麻痺し、言葉の力を見失いがちです。言葉を駆使した芸術である詩、そして身体全体を使ったコミュニケーションである朗読は、言葉に対する実感を呼び覚ましてくれることでしょう。
「自分の目でじかに見ることができ、自分の耳でじかに聞くことができ、自分の声がそのままだれかの耳にとどく、そういうナニゴトか」*に出会える秋山基夫展をお楽しみください。
*秋山基夫「詩の朗読についての2,3のコメント」より


 

2018年4月24日(火)~4月29日(日)
岡山県天神山文化プラザ

【 コラボレーションアーティスト 】
高原洋一(版画)/故 曽我英丘(書)/安藤一生(デザイン)/岡村勇佑(版画)/島村敏明(絵画)/蟠龍(書)/松島千紗(テキスタイル)/小幡亨(音楽)

【 関連イベント 】
●朗読ライブ
秋山基夫(朗読)×小幡亨(音楽)
日時:4月28日(土)14:00〜 
場所:第3・4展示室
観覧無料

●作家による作品解説
4月28日(土)16:00〜


秋山基夫 略歴

1932 神戸市生まれ
現在 岡山市在住
日本現代詩人会、岡山県詩人協会、現代詩研究会・四土の会、詩誌『どぅかまら』、日本文芸家協会等会員

□詩集
『旅のオーオー』(思潮社1965年)、『カタログ・現物』(かわら版)、『夢ふたたび』(手帖社)、『窓』(れんが書房新社)、『桜の枝に』(ブロス)、『十三人』『家庭生活』(思潮社)、『キリンの立ち方』(山陽新聞社)、『岡山詩集』(和光出版)、『秋山基夫詩集』(思潮社・現代詩文庫)、『薔薇』(思潮社)、『二十八星宿』(和光出版)、『ひな』(ペーパーバック)、『神様と夕焼け』(和光出版)、『月光浮遊抄』(思潮社)など26冊

□評論集等
『詩行論』『引用詩論』『文学史の人々』(思潮社)、『岡山の詩100年』(和光出版)など

□レコード・CD
『ほんやら洞の詩人たち』(レコード/1975年URL-1041、CD/2003年復刻avex io)、『ストロング』『オカルト』(CD/大朗読事務局) など

□主な受賞
第1回中四国詩人賞、第16回富田砕花賞、第64回山陽新聞賞(文化功労)、第3回岡山芸術文化賞グランプリ など

お問合わせ先
岡山県天神山文化プラザ
Tel.086-226-5005




3/19(月)第20回 SYLP Meeting 大崎清夏「野蛮な魂に自信をもつ」開催のお知らせです


第20回 SYLP Meeting 大崎清夏「野蛮な魂に自信をもつ」ー『新しい住みか』刊行記念

はじめまして、大崎清夏と申します。論理と哲学に裏打ちされた詩を書こうといつも努めていますが、ほんとうは野蛮で快楽主義的で、現在地に不満を抱いてばかりいる私です。という、ほんの1時間の、告白です。

中原中也賞を受賞した『指差すことができない』から4年。新しい詩集のお披露目とともに、第1部では改めての自己紹介と朗読、そして2月に10日間滞在したキューバの印象報告を混ぜこぜに。第2部では『新しい住みか』を素材に、TOLTAプレゼンツの朗読パフォーマンスを行います。

日時:2018年3月19日(月) 19:00-21:00(開場18:30)
会場:スパイラル9F「スパイラルルーム」
出演:Poet 大崎清夏
   Guest TOLTA
料金:1,500円
主催:オブラート http://oblaat.jp/
協力:スパイラルスコレー
会場アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前。もしくはB3出口より渋谷方向へ1分。http://www.spiral.co.jp/a_map/

【ご予約】
3月19日 大崎清夏の回をご希望の旨、明記の上、info@oblaat.jp までメールでご予約ください。

【出演者プロフィール】
大崎清夏(おおさき・さやか)
1982年神奈川生まれ。詩人。早稲田大学第一文学部卒。2011年、ユリイカの新人としてデビューし、第一詩集『地面』を刊行。2014年、第二詩集『指差すことができない』が第19回中原中也賞受賞。その他の著書に『連詩 地形と気象』(管啓次郎、石田瑞穂、暁方ミセイとの共著/左右社)、絵本『はっぱのいえさがし』(北島遊・絵/福音館書店)などがある。ダンサーや音楽家、美術家やバーのママなど、他ジャンルのアーティストとの共働による詩作やパフォーマンスを多く手がける。リトアニア国際詩祭、キューバ国際ブックフェアへの参加をはじめ、海外の詩人とも積極的に交流している。

TOLTA(トルタ)
ヴァーバル・アート・ユニット。2006年発足。詩を中心とした言語作品 の多様なあり方を探求し、「言葉」との関わりを軸にしたインスタレーション・パフォーマンスを制作。また多数の詩人、短歌・俳句・音楽・演劇等、他ジャンルのアーティストを巻き込んだプロジェクトを実施する。主な刊行物に、絵のないマンガ雑誌『トルタのマンガ』、国語教科書のパロディ『トルタの国語』シリーズ、97人の詩人が参加した アンソロジー詩集『現代詩100周年』他。インスタレーションに「ポジティブな呪いのつみき」(スパイラル)「質問があります」(アーツ前橋「ヒツクリコ ガツクリコ 言葉の生まれる場所」展)など、パフォーマンス作品に「雨の確率」(自作ロボットと役者による演劇作品)、「代替エネルギー推進デモ」他。