12月18日(金)

関越道は激しい積雪で
もう30時間以上もクルマが立ち往生している
予報もあるはずなのに何故だろう

昨日東京は新規感染者が800人を越して
節目があっけなく1000人にきり上がった
それでも今日の忘年会は予定どおり
家内も食事にでていた
娘はイルミネーションを見にでかけていた
警報ということばも
医療崩壊ということばも
用心への集中力を喚起できなくなっている
酒場ではあちこちで
話し笑い触れ合う享楽が
背徳的な空気さえ帯びていた
戦時ってこんな感じなのだろうか
前回の日記も飲んだ帰りだった
私はなんで感染しないのだろう
出張帰りの同僚から地方の歓楽街の様子をきいた
休業補償を得るためにまちのあかりが消えているという
東京にはもうその警戒感はない
あきらめた店はたくさんあるけれど

この夜景はさびしいのか
それとも十分ににぎやかなのか

東京・世田谷
松田朋春