11月25日(水)

朝ごはん。米粉パンとコーヒー。パンにクッキークリームを塗る。クッキークリームはクッキーをスプレッド上にしたものだと瓶に書いてあるが、味と舐めた感触は粉っぽいピーナッツバターである。問題なくおいしい。昼ごはん。つめたいご飯を電子レンジで温める。ホットサンドメーカーに油を塗って冷凍の鰆(休校中に余った給食用食材のセール品)を焼く。お湯を沸かす。ご飯をどんぶりにいれ、焼いた鰆、刻み葱、お茶漬けのもと(新型コロナウイルスにより在庫がだぶついた結婚式の引き出物セール品で種類はたらこ、さけ、うめ、たい、ちりめん山椒、等々と種類があるが今日はたらこにする)、おろし生姜をのせ、ゴマをふり、お湯を注ぐ。薄暗い寒い昼に食べるお茶漬けはとてもおいしい。お茶漬けのもとに加え、魚や肉(ハムやウインナー、魚肉ソーセージ、昨夜の残り物のとんかつなどでも可)を焼いたり茹でたりしてのせるのがポイントである。晩ごはん。一昨日のカレーを炊きたてご飯にかける。激辛のルーを使用しているが、じゃがいものかわりにさつまいもを使っているので、ほどよく甘さがプラスされる。このカレーを作ったのは私ではないが、3日目のカレーを温める時は勝手にミニトマトを数個投入し、水分と酸味を補給する。カレーと一緒に煮たミニトマトは形はそのままでも口に入れるとトロっとして、カレーが辛いので甘く感じる。カレーは、たぬきに金を借りて無人島にテントを張り、木の枝を拾って焚火をし、飯盒炊飯して食べるものである。無人島の木にはナシが実っている。魚はなかなか釣れないが、虫はかなり簡単に捕まる。たぬきに捕まえた虫をみせにいくと、博物館の学者に送るという。博物館の学者は生き物を集めているくせに虫が嫌いだ。我が家では今年1匹もゴキブリをみていない。ベランダのレモンの木に黄色くなりかけた実がついている。

東京・つつじが丘
河野聡子